電気修理で大切な配線の点検と交換
2016.07.15
電気の配線には寿命があり、一般的に設置後10年経過した配線には、点検の実施が推奨されています。
そうはいっても「大きなトラブルに見舞われでもしない限り、電気修理の依頼をすることはしない」というご家庭も少なくはないことでしょう。電気修理は即日対応になるとは限らない上、大きな問題個所が発見された場合など、工事の間、ご家庭で不便な状態が続くこともあるでしょう。特にオール電化住宅の場合は家庭内の冷暖房や調理、風呂などの全ての機能が停止してしまい、気候によっては暮らすのも大変になってしまいます。
ですが、配線による電気トラブルは危険な事故を招くことがあるのです。配線にダメージが来ると漏電する恐れもあり、漏電によって家屋が火災に見舞われる可能性もあります。また、漏電によって配線のダメージが加速し、電気回路全体に被害が拡大することもあります。
電気修理では配線の交換など、問題が生じた該当箇所を直すだけでなく、予期せぬトラブルを避けるためにも、必要に応じて他の配線も点検をして、交換をすることをおすすめ致します。特に、湿度が高かったり気温の変化が激しかったりなど、負荷が大きい箇所では10年経過していなくても配線が傷んでいる可能性が大きいです。
定期的な点検がおざなりになりがちな方は、トラブルの際にはすべてまとめて点検してもらえるような業者に依頼するのが良いでしょう。