雨漏りによる漏電の恐怖
2016.06.03
家も長いこと済んでいると、あちこちにひずみが出てきます。雨漏りも家屋の老朽化に伴ってよく見られる現象で、瓦が割れたり外壁にひびが入ることで生じます。雨漏りがあると柱が腐ったり室内にシミやカビが出てくるなどの問題もありますが、最も怖いのは漏電による火災や感電です。屋内から見た感じでは雨漏りを認められなくても、見えない部分の電気回路が雨水によって腐食している可能性もあります。さらに、水は電気を通しやすいので、家の中にいて感電死する可能性も否定できません。特に築年数が経過している家には漏電ブレーカーがついていないこともありますので、気づかないうちに被害にあう危険性が大きいです。漏電ブレーカーは漏電が起こった時にすぐにオフになるので、電気関係の知識がない人にも漏電の可能性があることが分かりますし、回路を遮断することで火災などの被害を抑えます。また、ブレーカーを一つずつオンにして、どの回路が漏電しているかを調べることもできますので、自宅に設置していない方は導入を検討してはいかがでしょうか。