テレビが漏電することもある
2016.06.04
電池を入れ替えたばかりなのにリモコンが利かなかったり、音声は聞こえるのに画像が映らないなどテレビの不調が続くとき、もしかしたらそれは漏電しているのかもしれません。電化製品は内部にホコリが溜まることが多く基盤に付着し、湿気を帯びたために漏電する場合があります。設置場所にもよりますが、床に直接置いたり頻繁に人が移動する場所などは、ホコリの量が多くなりそれだけ危険が増します。また、ネコなどのペットなどを飼っていると、電化製品が温かいため側に寄ることも多くなりその毛が吸い込まれてしまう事も故障の原因となるので注意が必要です。内部に溜まる以外でも、コンセントとプラグの間のホコリはトラッキング現象を起こし発火してしまうこともあるので、こまめなチェックが必要です。それとこれは自分では防げませんが、テレビ内部の配線不良によって漏電が起こることもあります。古い製品での配線の劣化や安価な外国製品での組立時の不良などで、使用を続けると基盤や接続部が熱で溶けてしまうことも少なくないのです。いずれにせよ漏電していれば火災が発生してしまう恐れがあるので、おかしいなと思ったらすぐに業者に見てもらうことが大切です。間違っても自分で修理しようなどとは思ってはいけません。