漏電を防止するために接地をすること
2016.06.07
漏電という言葉は多くの方が聞いたことがあるでしょうが、漏電とはどのような時に起こるのか、そしてどのような危険があるのかということを知っている方はあまり多くないと思います。
漏電というのは名前の如く、電気が漏れていることで、電気製品内の回路が不安全な状態になり、想定外の場所に電流が流れることを指します。原因としては、ACコードが破損していたり、水漏れ等が考えられます。漏電が危険となる理由として、例えば、漏れた電流が、利用者が触れる板金に流れていたりした場合、それを触ると、板金を通して人体に電流が流れます。つまり、感電の危険があるということです。
そんな危険な漏電を防止するためには、製品を接地することが一番重要です。設置をすることで、先の例での板金への漏電時は、板金内の電流が全て接地先の地面に流れるため、感電の心配はありません。ウォシュレットや、洗濯機、食洗機等には、ACコードの先に緑色の線と、クワ型の端子がついていると思います。これが接地端子です。感電を防止するためにも、これらの製品はしっかり接地しておきましょう。