電気修理の資格としての家電製品エンジニア
2016.06.10
電気修理を行う上での資格の一つとして、家電製品エンジニアというものが存在します。この資格は、家電製品協会という組織により認定されるもので、筆記試験に合格することで、資格を得ることができます。勿論、筆記試験だけで、実技はないため、この資格だけで、各種の家電製品の電気修理が問題なくこなせるかというと、そうではないですが、電気製品の構造、そして電気修理時の故障個所の切り分け方法といった知識を得る上で、取得しておいて損はない資格となっています。
さて、この家電製品エンジニアについてですが、テレビやデジタルレコーダー、ファックスといったAV情報家電に関する資格と、洗濯機、冷蔵庫、掃除機といった生活家電に関する資格の2種類が存在します。これらを2つとも得ることで、家電製品総合エンジニアという資格を得ることができます。上記2つの筆記試験は同じ日に行われるため、両分野に申込み、まとめて受験をするのが一般的です。
難易度についてですが、合格率は2つ共50%を超えており、テキストを購入すれば独学でも取得可能なレベルです。電気修理に興味のある方は、検討してみてはいかがでしょうか。